視線


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Posted by ねこちゃん on 2002/04/13 19:00:48:

In Reply to: 初対面の人とうまくやるには? Posted by 太郎 on 2002/04/10 17:51:05:


    アメリカの心理学者ミルトン・エリクソンによると話し手は、時々目線をはずして話す傾向があり、話を聞こうとする側は目線を合わせようとする傾向があるそうです。
    目を見て話を聞こうとするのが多いのは男性より女性の方だとも言っています。
    目を直に見るには、圧迫感を感じるかも知れません。
    相手の目もとの下あたりを見れば、相手からは目を見ているように見えます。
    私の過去録からの引用です。
    視線の魅力についても述べておきましょう。
    事例 ケネディ大統領
    ケネディはインタビュアーに話す際、視線を相手の片方からもう片方にへゆっくりと動かしていました。それは決して振子時計のように規則的な動きでは無く、自分のメッセージをそれぞれの目に植えつけているよにな感じでした。これは、聞き手の心に直接訴えるのがあります。
    このように視線を動かすと、あなたの目が白い部分が大きくなったり小さくなったりして、目にきらめきを与えます。これは、友だちと実験してみてください。片方の目を見て話す、今度はもう一方の目、またもとの目に戻って、・・・・友だちにも同じことをしてもらいます。
    先程より顔がずっとイキイキとみえませんか?相手の言葉が前より強く心の響きませんでしたか?
    人の話を聞く事は大変難しいので忍耐がいります。
    聞いているようで意識的に聴いていません。
    「きく」には三つあるそうです。
     1.「聞く」
        音・声などを耳に感じる → 感じること
        質問する、尋ねる → 質問すること
        聞き入れる、従う→ 聞いて知ること
     2.「聴く」
        念を入れて詳しく聞く→ 知るための動作
     3.「訊く」
        尋ねる、問いただす → 厳しい雰囲気
    この内、聴くを心がけてください。
    話の基本姿勢となります。
    これが、あってはじめて「聞く」と「訊く」がきちんとできるようになります。
    傾聴は愛の始まりとも言います。
    愛とは、心から受け入れる姿勢です。
    「聴く」はかなり奥深いものです。
    心を傾けて聞くとは、聞き手を考慮して話すと言うことにつながっています。
    話す行為はそういう意味で誰でも難しいのです。
    簡単に話す言葉は簡単なものでしかありません。
    困難を乗り越えて語る言葉は、それがたとえ何気ないことばであっても輝きを持っています。


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