俺も超アガリ性


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Posted by たか on 2001/04/20 02:16:51:

     きっかけは高校時代の本読み。皆さんと同じですよ。
    それまでは全然平気だったのに、いきなり当てられたら
    緊張してぜんぜん読めないの、声が震えて...。
    それ以来本読みが怖くてねえ。学校も行くのが嫌でさあ。
    特に英語や国語。本当に嫌だった。でも、逃げたら負けだと思って
    休むことはしなかった。やれることだけはやったよ。家で本読みの
    練習も声を出して何回もした。でも、やっぱり駄目なんだよね。
    俺は、自分で言うのもなんだけど、勉強もそこそこできたし、
    運動神経も良かったし、どちらかというとクラスでも目立つタイプの
    男だったから、それだけに本読みが出来ないことが、すごく重くのし
    かかってきたよ。
     大学行ってもゼミの発表なんかは大変だった。でも、絶対逃げなかっ
    たね。声震わせながら最後まで発表したもんだよ。でも、一生懸命や
    れば回りも馬鹿にするやつはいなかった。おかしいとは思われていた
    だろうけど、それをけなしたりする奴はいなかったね。
     今社会人になって、人前で話す機会がもっと増えたんだけど、
    やっぱり苦労している。学生時代は本読みだけに苦労していたのに、
    今ではふとした日常会話で急に緊張して声が震えたり、最近は手まで
    震えることもある。でも、しょうがないと割り切ることにしている。
    これが自分なんだと。人にはひとつはふたつのコンプレックスはある。
    そのひとつがこれなのだと思い聞かせている。
    世の中にはもっと辛いことに悩んでいる人がいる。
    それに比べれば小さなことなんだと思うようにしている。
    でも、やっぱり普通に話せるようになりたいという気持ちはあります。
     先日、私は結婚しました。かなり葛藤しましたけどね。
    人前でろくに話せない自分が結婚していいのかと。
    大人になるにつれ、そのことが重くのしかかるようになりました。
    もう大人なのだから、人前であがってなんかいられない。
    もっと堂々とした大人に、ってね。
    それとは別に問題が。結婚式での挨拶。
    披露宴には250人もの人が出席します。はじめは止めようか
    とも思いましたが、後悔したくなかったので挨拶することにしました。
    毎日毎日練習して、暗記して、自信を持って当日を迎えました。
    挨拶は、これが恐ろしいくらいあがらずに話せました。
    これで、自信を持った私でしたが、その後人前で話す機会がありまし
    たが、やはり声が震えて散々でした...。
    でも、これだけは言えます。本読みでも、スピーチでも話し始めに
    勢い良く飛び出さなければうまくいきません。
    緊張していることを自覚すること、でも、
    悪いイメージを持たないこと。
    悪いイメージをもって話し始めると絶対にうまくいきません。
    話し始めに勇気をもってお腹のそこから声を出してみましょう。
    同じ失敗でも、何かしないと進歩しないでしょう。逃げないで!
    俺は絶対に逃げない。


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