Re[3]: 気持ちに波がある

In Reply to: Re[2]: 気持ちに波がある Posted by まな on 2001/06/09 14:49:23:

　まず知っておくべきなのは,自信が持てない時はだれにでもあるということです。人間は皆、完璧ではありませんので,時には気後れしたり,自分は駄目な人間だと思ったりする傾向があります。それに加えて,若くて経験がないのなら不慣れな状況の中で,あるいは全く初めての事柄を行なうように言われたとき,気持ちが落ち着かないのはごく当たり前のことかもしれません。
　私たちの周りに自信たっぷりに見えて実はそうでない若者たちがたくさんいます。若者の中には,わざと強がって見せたり,突飛な服装をしたり,反抗したりして,自信のなさをカムフラージュしようとする人も少なくありません。彼らも方法はともかく、不安と戦っているのです。
　自分の知らないことを正直に知らないと言うのは、情けないことではありません。むしろその人の正直な気持ちを受け取る側に問題があることが多いのではないでしょうか。仲間からいつもからかわれたり,外見や行動をけなされたりしていると,自尊心が損なわれるかもしれません。
　自分を守るために友達を選択する必要もあるでしょう。百人の無思慮な友よりも自分のことを気遣ってくれる一人の真の友のほうか遥かにありがたいのではないでしょうか。そんな友は今いないかも知れません。親や兄弟にそんな友になってもらえるかも知れませんし、もらえないかも知れません。でも、どこかに理解してくれる友がいるはずです。あきらめず心から求めるようにしてください。
　ほかの人にできて自分はできないことがあると引け目を感じてしまうことがあるかもしれません。かつての米国大統領夫人はこう語ったそうです。「あなたが承諾しなければ,だれであってもあなたに劣等感を抱かせることはできない」のです....ですから他の人と比べてではなく,ただ自分自身に関して良い特質、たとえば親切だったり、ほかの良い点があることを喜んでください。そうすればほかの人がどうかといった点を気にする必要はなくなるのではないでしょうか。
　まなさんはいろいろとしたいことがあるようですし、しなければならないと思っていることもあるようですね。今は負担の軽い、辛くないことだけ行えばよいのではないでしょうか。他の人のペースに合わせる必要はありません。短距離ランナーとマラソンランナー、目指すはゴールですが、走り方は同じではありません。
　

このメッセージに返事を書く