Re[9]: D.カーネギーの本


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Posted by ねこちゃん on 2001/06/21 06:53:17:

In Reply to: Re[8]: 軽い気持ちで頑張ってね Posted by みかん on 2001/06/20 22:32:13:


    D.カーネギーの本はビジネス関連のとこに置いてあります。
    紀伊国屋書店ならあるでしょう。
    「ブック オフ」でも見つかるかもしれません。定価の半額か運が良ければ100円コーナーで入手できるかもしれません。
    D.カーネギーの本には他にも「人を動かす」「道は開ける」などがあります。「人を動かす」は相手を意のままに動かすという意味ではなく、「人は必要とされる事を必要としている」ということをいろんな事例で述べています。その必要性を理解してあげると人は快く動いてくれるということです。
    文章も上手いので楽しみながら読むことが出来るでしょう。

    美術関連の書籍からは民芸の美を追究した柳 宗悦がよいと思います。
    彼の文は大変、魅力的です。修辞学(レトリック)の参考にもなるでしょう。
    岩波文庫「柳 宗悦 茶道論集」があります。
    少し掲載しておきます。

            「茶道を想う」

    彼らは見たのである。何事よりもまず見たのである。
    見得たのである。すべての不思議はこの泉から湧き出る。
    誰だとてものは見ている。だがすべての者は同じようには見ない。それゆえ同じ物を見ていない。ここで見方に深きものと浅きものとが生まれ、見られる物も正しきものと誤れるものとに分かれる。見ても見誤れば見ないにも等しい。誰も物を見るとはいう。だが真に物を見得る者がどれだけあろうか。その少ない中に初期の茶人たちが浮かぶ。彼らは見たのである。見得たのである。
    見届けているゆえに彼らの見た物からは真理が光る。

    どう見たのか、じかに見たのである。「じかに」ということが
    他の見方とは違う。じかに物が眼に映れば素晴らしいのである。


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