Posted by ねこちゃん on 2001/07/14 10:49:57: In Reply to: 爆笑! Posted by タマ on 2001/07/12 22:41:42:
本日は、タマちゃんと意味の修飾について考える。 <メッセージが意味修飾を受ける場合の考察> 1.言葉の内容 ただほめるのではなく、ほめながらけなすこともできる。それが、ほめ殺しである。 この場合、メッセージが反対の意味を修飾している。 例 「あなたってほんと凄いわね。よくそんな事ができるわよね。」 難しい仕事を達成した時言われたら、それは褒め言葉である。 しかし、仕事で何度も同じミスをして言われた場合は、嫌味になる。(ほめ殺し) また、言葉を発しなくても、会話の前後のいきさつで故意にした沈黙によってしゃべらないことが意味の修飾をする場合がある。 2.身体の動き、表情や仕種。 これは、観察していると分かってきます。 哀れむような目で「どうして?」と言えば、同情の感情を表し。 嘲笑するように言えば、ばかにすることを表す。 身体の動き、表情や仕種が言葉にどんな意味を修飾しているか観察してみましょう。 ボディランゲージに関する本はあります。 民族的な違いがあるので外国の翻訳本の場合は注意しましょう。 フェースランゲージに関してはむかし関係書籍が出ていましたが、今は見当たりません。 表情分析に関する本はあります。 軍関係の依頼で研究された本みたいです。心理学コーナーにあるでしょう。 あまりにも専門的で参考になりません。 図書館で見るだけにしましょう。 そして、図書館はおおいに活用しましょう。 ないものは購入してもらえます。 一円もかからないので便利です。 即効学習法なら学校や町中で観察した方が早く修得できます。 人の行動パターンや思考パターンの統計をとって研究してプロファイリングを独自に作るのもいいかもしれません。 相手の質問や反問、答え方などを想定することができます。 それによってあなたが相手に言わせたい言葉を言わせる。 誘導質問もできるようになります。 3.声の調子、抑揚 「そうですか。」 言葉の最後の抑揚を少し変えた場合、それは、納得するのではなく、むしろ疑問であることを意味づけることにもなる。 ちょっと複雑な例題 「彼はそのお金を盗んだとは、私は言っていません。」 (1)普通に言えば、単に事実を述べているだけです。 (2)「私」にアクセントを置くと、それは誰か他の人がそう言ったように感じます。 (3)「いません」にアクセントを置くと、私が言った事を強く否定します。 その件に対する関わりの否定です。 (4)「言って」にアクセントを置くと、そういいたかったけれど口にはしなかった事をほのめかします。 (5)「彼は」にアクセントを置くと、お金を盗んだ容疑者は彼ではないけど他に存在することを感じさせます。 (6)「盗んだ」にアクセントを置くと、盗んだのではなくただ借りたかもしれない事をほのめかします。 (7)「その」にアクセントを置くと、そのお金は盗んでいないけど他のお金を盗んでいたと感じさせます。 (8)「お金を」にアクセントを置くと、お金以外のものを盗んだようにほのめかします。 タマちゃん、いかがでしたか? 会話の世界は、たくさんの人の前で話すより複雑で難しいでしょう? たくさんの人の前で話す時はひとりひとりの事を考えなくてもよく、全体に向かって話せばいいのですが、会話はそうはいきません。個別対応です。 簡単に話せば簡単な会話ですむのですが、 複雑な手法で話せばとても深い会話になります。 多くの会話は顕在意識に語りかけています。 深くなると潜在意識に語りかけることになります。 説得の奥義もそこにあります。 一歩間違うと洗脳になるかもしれません。 う〜ん、怖いにゃ〜あ。 じゃ、またね。タマちゃん!(^^)/~~~
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