コロンブスの卵


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Posted by ねこちゃん on 2002/02/10 12:32:26:

In Reply to: 人の輪に入っていけない Posted by 桜子 on 2002/02/09 22:35:36:


    13世紀のイタリアの探検家コロンブスは大西洋側からインド交易を模索していた。しかし、それを実現するには資金がない。その時代は、中近東経由の陸路でインドと交通していた。そこで当時興隆を誇ったスペインのイザベラ一世に資金援助を願い出た。海路で行ける訳がないと言い張る女王の臣下を前に彼は言った。「卵を立てる事が出来ますか?」
    誰もが、そんな事は出来るはずがないと笑った。
    コロンブスは卵の殻の尻の部分をテーブルで押しつぶして立てて見せた。
    みんなは、そんな方法なら誰だって出来ると反論した。
    コロンブスは立った卵の前でこう言ったと言われています。
    「出来ないと思い込んでいるから、出来ないのだ。」
    抱えるている問題に対して解決の可能性を模索することは大切です。
    しかし、
    些細な事を乗り越える事の難しさは現実には大きいのです。
    些細な事や、小さな事はたやすく起きるのです。
    それは絶えまなく、襲ってきます。
    たばこを禁煙しようとしたことのある人なら経験があるでしょう。
    吸いたい欲求は絶えまなく襲ってきます。
    たばこを吸わない人には、何の問題もない事です。
    止める以前に吸いたい気持ちさえ起きません。
    置かれている状態が違えば、受け止める状況も違ってきます。
    個人の努力でそれを乗り越える事が出来る人もいれば、誰かの助けを必要とする人もいます。
    私から、助言出来ることは、よい指導者の元で話し方の訓練を重ねてくださいということだけです。
    出来る可能性を見い出してください。
    自分の力だけにとらわれない事です。
    自分で出来る事は限られているのです。
    決して自分を追いつめないことです。
    あなたの可能性を育ててくれる先生に出会ってください。
    その話し方教室の訓練で話し方が上達しても最初の話す事が困難であった時の気持ちは忘れないでください。
    それは、話せずに苦しむ人の気持ちを知る掛け橋になるのです。


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