独白です


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Posted by ちまこ on 2002/06/14 12:35:23:

     私は、中学2年生の国語の本読みで声が震えて以来、アガリ症で悩まされてきました。高校も自分が本読みが当たりそうな時は、学校を休んで逃げ続けていました。大学に入り、本読みをするという機会がほとんど無くなり、ほっとしたのも束の間、ゼミの発表が始まりました。発表の前の日は下準備と緊張で眠れませんでした。
     私は困難から逃げ続けるという自分の性格が大嫌いでした。なんとか自分を変えたいと思っていた時、このホームページを見つけました。悩んでいるのは自分だけではないと思えました。そして自分を変える為に、教育実習に挑戦することにしたのです。何の因果か、中学校で科目は国語です。人前に出るのが何よりも苦手だった私は、このことを決めるのに半年悩み続けました。しかし、これから社会に出るに当たって、これを逃げてしまうとまた逃げ癖がついてしまう、いつまでも自分を変えることなく大人になってしまうと思ったのです。
    行くと決めたからには頑張ろうと思い、その日から地道に、毎日腹筋を30回と、発声練習、このホームページに載っているイメージトレーニングを続けました。
    実習中は、それこそ死ぬ思いでした。毎日が緊張の毎日で、気をしっかり持っていないと倒れそうな勢いでした。しかし、何とか乗切ることが出来たのは、やはり自分を変えたいという強い気持ちがあったからだと思います。
    実習を終えて私が言える事は、本読みにしても、人前で話すことにしても、良い意味で鈍感になると良いという事です。もちろんそれには、入念な下準備と場慣れが関係してきます。でも一番気付いてほしいのは、他人はそんなに自分のことを気にしていないということです。そして他人も自分と同じ位緊張するものなのです。
    はっきりいって、アガリ症は治っていません。自分が変わることが出来たのかどうかも、まだ分りません。多分ずっと緊張しやすい性格は続くでしょう。でもこれが私なのです。この性格といかに上手に付き合っていくかがこれからの私の課題となると思います。
    みなさんも、ぜひ自分の性格(あがりやすい自分)を全否定しないで下さい。あがらない人なんて絶対いないのです。きっといつも堂々と話している(読んでいる)アノ人も緊張しているのです!
    ここまでだらだらと書いてしまいました。読みづらい文章ですみません。そして読んでくれた方、ありがとうございました。なにかコメントいただけたらうれしいです。
                                                                        


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