Posted by ねこちゃん on 2002/07/13 10:55:17: In Reply to: 参考にされば、幸いです。 Posted by ねこちゃん on 2002/07/13 10:54:19:
> ここへ、はじめて訪れた時の動機は「雄弁学、雄弁術」のサイトを探してました。 > 最初の質問は、「雄弁学、雄弁術」のサイトを知っている方がいたら教えて下さい、というものでした。 > 上手く伝えるための表現技術は、明治時代から昭和初期までかなりの本が出版されています。 > 岩波書店からは、キケロ選集の6巻修辞学1、7巻修辞学2があります。キケロは雄弁家としても知られていますので大変参考になるでしょう。ディベートの技術に関しては、大正6年今福 忍さんが書いた「論場必携論弁学奥義」があります。 > これほど詳細に述べられているものを少ないと思います。 > > 今、書店で並んでいるディベートの技術の本はそれを見るとかすんで見える程です。 > 説得の技術なら中国の諸子百家の思想書が良いでしょう。 > 中国の古典にはたくさんの魅力的な話があり、巧みな表現を使って説得する場面があります。 > > 「荘子」からの例を短くまとめてみました。 > > 「鯉が楽しそうに泳いでいるね」 > 「君は、鯉じゃないのにどうしてそんなことがわかるんだい。 > 楽しいかどうかわからないじゃないか。」 > 「君は、僕じゃないのにどうしてそれが分かるんだい? > 君は僕の気持ちを察してそう感じたんだろう? > だったら、僕が鯉の気持ちを察してそう思っても不思議ではないだろう?」
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