読解力は聴解力

In Reply to: 何を言っているのか判らなくなる Posted by やーやー on 2001/07/30 23:53:17:

読解力は聴解力の助けになります。
まず、文章について学びましょう。
そのことで、序論、本論、結論に分けて聞き取る能力を身につけていきます。
語っている人の意味と聴いている人が受け取る意味が必ず一致するとは限りません。
「人を見て法を説け」と仏陀はいいました。
彼も教えを説く時、大変苦労をしたそうです。
悟りに到達した後、語ることさえとまどったとあります。
凡人ならなおさらです。

話し方は相手に相応して変えなければ効果はでません。
表現の工夫がいります。
文章では、上手く伝える文を達意文といいます。
話し方は、まず文章から学んでください。
練習で書く時は、読むためではなく、話すことを目的として、話し言葉で書いてみてください。
それが難しいようでしたら、最初は書くための文章、上手くなったら話すための文章を話し言葉で作成してみてください。
これで、話し方の構成が身につきます。

また、聴く人は語る相手の心の内を聴くようにしないと真意を受け取ることはできません。それは、容易なことではありません。
文章を読む訓練をしていくと読解力がついてきます。
それは聴解力の助けとなるでしょう。
まわり道が近道の時もあるのです。

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